2020年(令和2年) 献花台製作
京都市緑化協会の依頼で3月29日(日)に行われるイベント「深草墓園の京都市春季式典」のため、NPO法人竹と緑に、崩れかかった人工竹の献花台を、本物の竹でこしらえてほしいとの依頼を受けました。そこで、依頼を受けた献花台製作の記録を作ってみました。
2020年1月18日(土)~3月20日(金・祝) 
京都市緑化協会の依頼で3月29日(日)のイベント「京都市春季式典」で深草墓園の古くなった献花台の作成を人工竹ではなく本物の竹で作ってほしいとの依頼を正式に受けました。早速、コーナンで材料の下見をし、薮に戻って材料の竹を切りだし、電動ノコでサイズに切り分けました。
1月19日(日) 20日(月)
切り揃えた竹筒をバーナーで炙り油抜きを行い、寸法に印を付け4.5cm幅に割りました。その竹片をアルミの幅に入るように削りました。
1月21日(火)
ベルトサンダーのベルトを交換し決めた幅に削り、防腐剤を塗りました。
2月5日(水)
依頼された献花台の最終打合せを行い、3月29日(日)のイベントに間に合うように納品すると決めました。できればお彼岸中日にまでに納品するようにしました。
2月12日(水)
グラインダーを以前購入していたスタンドに固定しました。切り揃えた竹片をもう一度バーナーと焚き火で炙り油抜きを行いました。
2月13日(木) 14日(金)
バーナーでの油抜きは時間が掛かるので寸胴を用意して下さり、次の日から湯煎を行いました。
2月15日(土) 17日(月)
ペール缶を加工して竈をこしらえ、湯を沸かし竹片を煮て油抜きを行いました。色付いた煮汁を捨て、ペットボトルで運んだ水を入れ、残っている竹片入れ油抜きを完了させました。昼過ぎに、献花台の縁台が購入され山に運びこまれました。
2月20日(木)
縁台を組み立てました。アルミのパーツを買い出し、購入したアルミを各寸法に切り揃えました。
2月21日(金)
買い足したアルミ材料と接着剤です。寸法に切り揃え、切断面のバリをグラインダーとやすりで整え、接着剤を塗りパーツを固定しました。冬場は接着まで24時間以上掛かるそうです。昼食後、油抜きした竹片に防腐剤を塗布しました。
2月24日(月・休)
9時半に集合して、180cmのアルミのパーツを接着しました。又、90度の角度でパーツを固定しました。乾くまで時間が掛かります。
2月28日(金)
40cm×40cmのアルミパーツの組み立てを完了させました。でも、足りないパーツが今日も届かないとの事でした。
2月29日(土)
発注していたアルミのパーツが入荷したので、9時半に集合。早速パーツを接着固定しました。その後、昨日接着した40cm×40cmのアルミパーツの四隅にドリルで穴を開けボルトとナットで確実に固定しました。試しに180cmの横棒を置いてみました。バッチリでした。
3月2日(月)
接着されたアルミパーツの長さを測り同じ長さに微調整しました。昨日固定した40cm枠の四隅の角にボルトとナットで固定して枠組みが2台完成しました。
3月3日(火)
組んだアルミのフレーム幅に通るように厚いものや長い竹片を削りました。それらを、束ねておきました。次に、アルミフレームの角を隠す竹筒を探しました。そして、目的の竹を切りだしました。
3月5日(木)
雨がぱらつく中、集合しました。水抜き穴をこさえ、切り倒した竹をチェーンソーで溝切りし、節をノミで削り、切り口をサンダーで綺麗にした後、油抜きを行いました。この竹筒で上部の飾り囲いをこしらえます。
3月7日(土)
四隅を隠す竹を45度に切り揃え角度を合わせてみました。綺麗に会いましたが、切りすぎてしまい、急きょ1本をやり直しました。
3月9日(月)
献花台の続きを製作しました。なかなか角が合わず難しいです。
3月11日(水)12日(木)13日(金)
献花台の作業行い、搬出のため裏道の整備を行いました。次の日に深草墓園に運びこまれました。竹片をアルミの枠に挿入され、製作が進められました。
3月18日(水)
墓地公園で献花台の仕上げ作業を行いました。取りあえず正午までに1台完成させました。お彼岸で参拝の方が多く午後4時以降に設置することになり設置しました。
3月20日(金・祝)
9時に集合して、献花台の仕上げ作業を行いました。お彼岸の中日で大勢の参拝の方でした。午後に2台目が納品されました。
3月21日(土)
昨日納品された献花台の画像を収めました。初めて依頼された献花台の製作、試行錯誤しながら行い、いい経験が出来ました。しかし、イベントは、新型コロナウイルスで中止になりましたが、お彼岸の中日には完成させました。
















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