神社に影を落とすシイの枝を切っている。 ロープを巧みに使い枝を下ろす。
枝をいただき、練習場まで運ぶ。

ヒラタケはあまり乾かした木は適さないので、伐採は秋から早春でもよい。植菌の1〜2ヵ月前に伐採。
適した木は、エノキが最良。自家用としてはサクラ、ヤナギ、シデ、カキ等。

ノコギリやチェーンソーを使い90cm〜1mに玉切る。
切った断面。 まだ生木なのでしばらく井桁に組んで水分を飛ばす。

原木は10〜20cmとなるべく太いほうがよい。植菌直前に90cmぐらいに玉切り。水分が40%ぐらいの半乾きの原木にする。
ヒラタケは腐朽力が強く、キノコの発生量も多いので太い木のほうが有利。

ヒラタケ菌種のパッケージ。 よく菌の回った種駒。
ドリルで穴をあけハンマーで打ち込む。 箱一つ分のヒラタケの原木。

ヒラタケは、木の断面から発生しやすいので短木栽培が有利。植菌の穴の深さは種駒の長さの倍ぐらいの深さ。
植菌は、ドライバーで原木の皮を起して、樹皮下のヌルヌルがなくなり白くなったら植菌の適期。伐採後1〜2ヵ月後。

原木を積み上げ水を撒いて寒冷紗を掛ける。 その上に竹の枝を重ねておおった。

植菌後は、原木を寄せ集めコモや遮光ネットで覆う。3月までならビニールで覆ってもよい。しかし、気温が上がると逆効果になるので4月初めまでにははずす。

本伏せは、接地伏せにして6〜10cm間隔にする。また、乾く場所なら半分土に埋める。泥ハネ防止に枝葉、落ち葉、ススキ、遮光ネットなどを被せる。
ホダ木の適地は、通風、排水の良いところ。雨のよく落ちるところ。木漏れ日が当たるところ。散水ができるところ。

条件がよければ、植菌の年の秋から、ハシリキノコが出ることがある。普通は翌年の秋から本格的に発生する。
初め、白い粟粒状の蕾があちこちに見え、その頭が次第にネズミ色になってくる。

収穫は、カサが8cm前後のころが最もおいしい。株の根元を少しねじるようにして、株全体をもぎとる。

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