屋根に影を落とす枝を切る造園の方々。 頂いた枝を練習場に運ぶ。

伐採適期は、なるべく早くまだ黄葉が半分ぐらいで緑葉がある間に、遅くとも年末までに伐採。枝葉をつけたままで2ヶ月ほど放置。
適した木は、コナラ、シデ類等。

チェーンソーで90cm〜1mに玉切る。 水分調整のため井桁に組む。

原木は太さ9〜15cmぐらいが扱いやすく、50〜90cmぐらいに玉切ります。太いものは二つ割や短木にする。
伐採後すぐに玉切った場合は、風通しのよい所に間を空けて井桁に組んで乾かす。上に枝葉や遮光ネットを掛け直射日光を避ける。

クリタケ菌種のパッケージ。 穴を空けやすいように鞍馬を作った。
ドリルで穴を空け種駒を打ち込む。 菌を打ち込んだ原木。

植菌は、ドライバーで原木の皮を起して、あま皮の色がクリーム色から淡い褐色に変わる頃が植菌の適期。
クリタケ菌は伸びるのが遅いので、植菌の間隔を狭める。植え穴の深さは、種駒が1cmぐらい余る深さにする。

水分をたっぷり滲みこませ寒冷紗を掛ける。 その上に竹の枝を重ねて置いた。

仮伏せは、排水の良い所に、束ねて周囲をコモ、ワラ、ススキなどで囲い半月ほど毎日タップリ散水する。
散水出来ない場合は、直射日光が当たらず、排水の良い場所に1本づつ地面に並べて接地伏せをする。乾燥防止のため、上に枝葉等で薄く覆う。

春に植菌したホダ木は、木が順調に枯れていれば10月から本伏せにする。本伏せは土中に浅く覆土する方法。
試しに7月上旬頃にホダ木を半分に切り、断面積の半分以上が水分が抜けた状態ならいつでも覆土しても良い。
ホダ木の本伏せ適地は、水はけの良い所、直射日光が当たらない所。ホダ木を10cm間隔に並べ、覆土の厚さは1cmほどで、深く埋めない。

条件がよければ、植菌の年の秋から、少し発生することがある。普通は翌年の10月から本格的に発生する。
クリタケは地中の有機物を伝ってホダ木から離れたところからも発生することがあるので周囲を歩くときは踏み潰さないように注意。

収穫は、カサが開くともろくなるので、カサ裏の膜が切れた頃に収穫する。

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