古くなった竹。 曲がったり、傷んだ竹。 間隔が詰まりすぎた竹。

9月頃から、古くなった竹(7年以上)や不良竹を伐採して、親竹の更新、及び地下茎の伸長を図る。また、日当たりを良くするため、目安として番傘を差して通れるぐらいの間隔をあける。

始めの枝が1本ならオス竹。 2本ならメス竹と言われている。 途中だが3本の枝の竹は?

蔓延ってきた細い竹や雑草。

邪魔になる細い竹や雑草を刈り取る。できるだけ地下茎を傷めないように。また肥料の効きを良くするため中耕する。

掘った穴に配合肥料を入れる。 掘った土を戻し平らにしておく。

タケノコを掘り取った穴に、油かす等感謝を込めてお礼肥えを入れる。

肥料を入れる穴を掘る。 2m間隔ぐらい。 1穴に紙コップ6分目めを入れる。

一度に多量に遣るのではなく数回、2月、6月、10月頃に分けて施肥する。傾斜地の場合は、上方は多く下方は少なくする。

先端まで伸ばすと、風の抵抗を受けやすくなり、また日当たりが悪くなる。また伐採作業の軽減のため先端部を折る。竹桿を両手で、手を伸ばしたぐらいの高さで、新枝が10本ほど出た幼竹をゆすって先端部を振り落とす。ヘルメットを被るなど注意が必要。

ワラなどを敷き詰め新しい土を、表面5センチぐらいの厚さに土を入れる。タケノコは地下茎なので硬い土だと、タケノコも硬くなり、柔らかい土だとタケノコも柔らかくなる。土入れをすることによって良質の柔らかいタケノコを掘り出すことができる。

山の通路を削る。 ぶち切りクワで土手を崩す。 竹の根っこと悪戦苦闘。
土を運ぶ一輪車。 一輪車に土を積み込む。 藪の下側からひっくり返す。

少し盛り上がり、ひびが入っている。
ここの大きさでほぼ、そのタケノコの全貌が分かる。
大きさ、深さ、向き、等々。色にも、黄色っぽいもの、青っぽいもの、
茶色っぽいもの、黒っぽいものがある。
極上は黄色っぽいもので白子と呼ばれ珍重される。
芽の向きによって、背、腹、腋と呼ばれ、
掘る道具はホリと呼ばれている。
長さも80センチから100センチ位までといろいろある。
まず、背を広げる。
腋を広げ、
腹の方から、身に刺さらないように距離を探りながら竹の節を探る。
タケノコの根をホリで切り、テコの応用でタケノコを掘り出す。
見事な腕前、お見事、おいしそう!
こんなに採れました。
先端が青っぽい 先端が黄色っぽい